2014年01月26日

2014年1月4日より有田和弘副院長の診療がスタートしました!

院長ブログへ訪問の皆さんお久しぶりです。
月1程度の更新で立ち上げた本ブログですが、日々に追われてしまいなかなかコチラに目を向けられず、「2013年10月20日号」を最後に野放し状態になっていました。

自分の中で次回ブログのテーマ(2013年11月号)は決まっていたのですが。。。
“今シーズンのホーム初勝利!大分トリニータ”幻と化したタイトルです。
シーズン中ホーム未勝利は、Jリーグ史上初の屈辱的な記録となりました。
元気になれる発信をと思っていましたが、あっという間に2013年シーズン終了。
そしてJ2降格の2014年シーズン開幕がもう迫ってきています。

2014年新体制におけるチームスローガンは
「前進×全心(ぜんしん)」



「前進×全心(ぜんしん)」“クラブ創設20周年という節目のシーズンを踏まえ、3度目のJ1昇格に向けて、そして大分トリニータの未来に向けて前に進んでいく。また、2013年の悔しい想いを胸に、個としても、チームとしても、トリニータを愛する全ての人の想いを背負い、全身全霊を掛けて闘い抜く。”(大分トリニータ公式ホームページより)

Jリーグ公式戦ホームでの最終勝利は、
2012年11月4日のJ2第41節vs山形戦の3−0が最後です。
もう1年3ヶ月近く大銀ドームでのJリーグ戦勝利から見放されています。
まずは、ホームでの勝利を我々サポーターに届けて欲しいものです。
2014年の大銀ドームでの初戦はJ2リーグ第2節(2014年3月9日)
vsギラヴァンツ北九州と九州ダービーです。

対戦成績は、1勝3分2敗と負越していますが、久しぶり(1年4ヶ月ぶり)ホームスタジアム勝利をもたらしてくれると信じて応援に行きたいと思います!

個人的には、J2リーグは日曜開催が基本となるのでJ1リーグ(水土開催)よりスタジアムに行きやすく、この点だけは良かったです。
J1リーグで観客動員数を増やすために試みるべきことは、我々のように土曜も通常就労をしている市民のスタジアム誘導を目的に日曜開催を増やすこと、あるいは土曜開催の場合は、デイゲームではなくナイトゲームにする等も検討して頂きたいです。
スカパーの都合も関与していると言われていますが。。。

本題ですが、2014年1月から我ら「松山医院大分腎臓内科」も新体制となりました。
副院長に有田和弘先生を新たに迎えて起動しています。
有田先生の「プロフィール」と専門領域の症状である「咳(せき)」について記載頂きました。尚、大分市在住の方は「にほうジャーナル2014年2月号」にも掲載されます。
コチラもチェック下さい!ちなみに「和弘」コンビとなりました。


有田和弘 副院長
有田和弘 副院長【プロフィール】
大分市出身。広島大学総合科学部から大阪大学大学院医学研究科に進み公衆衛生学で学位(医学博士)取得。その後、臨床医になるため高知医科大学入学。平成8年に医師免許取得後、大分医科大学内科学第二講座入局。大分医療センター、健康保険南海病院、西別府病院等を経て平成26年1月から松山医院大分腎臓内科に勤務。専門は呼吸器内科・感染症。日本内科学会認定内科医。日本呼吸器学会会員。


「長引く咳(せき)の原因」について
咳は誰にでも起こる自覚しやすい症状です。最も多いのは風邪をひいた場合にみられる乾いた咳ですが、通常1~2週間程度で収まります。しかし中には1カ月以上咳が持続する場合があります。この場合はいろいろな呼吸器の病気が隠れていることがあります。

咳は肺や気管支に何らかの異物が入った時に、これを排除しようとする生体防御機構として起こります。ホコリ、ウイルス、アレルギー物質、炎症、腫瘍などの刺激を感知して咳という反射運動が生じます。

咳の原因で一番多いのは風邪ですが、咳とともに発熱が持続する場合は肺炎の可能性もあります。特にマイコプラズマ肺炎は若い世代に多くみられ、乾いた咳(空咳)が長く続く傾向にあります。一方高齢の方や脳梗塞等で寝たきりの方では唾液や食物が肺の中に入って発症する誤嚥性(ごえんせい)肺炎が多くみられます。
さらに結核や百日咳のような人から人に感染する伝染病で咳が続く場合もあります。

非感染性の咳で最も多いのは咳喘息です。これは気管支が様々な刺激に対し過敏に反応し乾いた咳発作が続くものでいわゆる気管支喘息発作の一歩手前の状態と考えられています。また長期間喫煙をされている方ではCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を発症して慢性的な咳、喀痰が続くことがあります。呼吸器以外の原因としては逆流性食道炎や副鼻腔気管支症候群によるものがあります。前者は胃酸が逆流することが原因で後者は慢性副鼻腔炎による症状が関係しています。さらに生命にかかわるものとしては肺癌が原因である場合もあります。

以上のように咳が続く病気は多岐にわたり、中には結核や肺癌のような極めて重大な疾患が隠れていることもあります。咳が長引くときは遠慮せずにかかりつけ医や近くの医療機関を受診されることをお勧めいたします。また当院では呼吸器疾患のみならず内科疾患全般について漢方薬を積極的に併用しております。漢方薬は症状が慢性化した場合には一般の薬よりも効果が期待される場合があります。
なお医療機関で処方される漢方薬には保険が適用されます。

以上、有田副院長からのメッセージでした。
まさに現在、上気道感染症シーズンまっただ中に突入してきましたが、
ちょっとした感冒でも放置せず早めに医療機関を受診しましょう!


大分トリニータ公式サイト



同じカテゴリー(医院について)の記事画像
「タイ国医療技術者研修」CLAIR(クレア)って何ですか?
東九州メディカルバレー“日本における人工透析技術セミナー(大分県・宮崎県)”
あなたの1日塩分摂取量はどのくらいですか?
“1円玉からはじめられるトリニータへのキモチ”
校医の健康だより「熱中症について」
同じカテゴリー(医院について)の記事
 2014年(シーズン)お疲れ様でした (2014-12-31 09:37)
 「タイ国医療技術者研修」CLAIR(クレア)って何ですか? (2013-10-20 11:48)
 東九州メディカルバレー“日本における人工透析技術セミナー(大分県・宮崎県)” (2013-06-30 23:59)
 あなたの1日塩分摂取量はどのくらいですか? (2013-05-27 23:58)
 校医の健康だより“子どものメタボリック症候群が増えている” (2013-01-27 10:57)
 「ノロウイルス」とは? 感染性胃腸炎の感染防止指針 (2012-12-30 13:31)

Posted by 松山医院大分腎臓内科 at 09:22 │医院について