2012年03月29日
「病院の言葉」を分かりやすくする提案
最近は、メディアを通じて「ADL(エーディーエル)」とか「QOL(キューオーエル)」と言った言葉を耳にすることが多くなってきました。「ADL」は、Activities of Daily Livingの略語で、「QOL」は、Quality Of Lifeの略語ですが、患者さんに理解しやすい言葉で説明ができていますでしょうか。国立国語研究所は、国民の言語生活の実態をとらえ、そこに問題が生じていれば、改善に向けてどのような工夫を行えばよいかを提案しています。この提案は、医療者の皆さん(医師、薬剤師、看護師、臨床工学技士など様々な分野や立場の医療関係の専門家)に向かっての提案です。きっかけは,「病院の言葉」が分かりにくいという声が大きく聞こえてきたことにあり、説明を受ける側の多くは、今もなお、説明に用いられる言葉の分かりにくさを何とかしてほしいと願っているのです。言葉への工夫が求められています。私自身も診療の中で専門用語をかみ砕いて説明している毎日ですが、どれだけ患者さんに説明内容の意図が伝わっているのだろうか?と限られた外来診療時間の中での限界を感じることも多々あります。
この「『病院の言葉』を分かりやすくする提案」について、過去にNHKでも取り上げられていましたが、とても理解しやすいサイトになっています。医療者の皆さんは、一度は立ち寄って見てはと思います。
当院においても患者さんに向けて「気になる質問Q&A」のページを設けました。
今後このページも分かり易く充実した内容にしていきたいと思います。
この「『病院の言葉』を分かりやすくする提案」について、過去にNHKでも取り上げられていましたが、とても理解しやすいサイトになっています。医療者の皆さんは、一度は立ち寄って見てはと思います。
当院においても患者さんに向けて「気になる質問Q&A」のページを設けました。
今後このページも分かり易く充実した内容にしていきたいと思います。
Posted by 松山医院大分腎臓内科 at 01:22
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